May 17, 2010

ファンを取り付けた

簡易人工照明栽培装置にファンを取り付けました。
ファンを取り付けました


室温が25℃近くになり、箱内の温度が30℃近くに上昇してしまうために、PC用のファンを取り付けてみました。単に箱の上部に穴を開けて、そこにファン(向きは排気)を置いただけですが[*1]。その結果、箱内温度は外気温+2℃ぐらいに収まっています[*2]

なお、気になる消費電力(電気代)ですが、蛍光灯照明が7W、ファンは携帯電話の充電器を電源とし、この例では5.4Vで0.08Aとなっており、充電器の効率が30%らしいので、1.3Wぐらいとなります。1ヶ月(30日)あたり大体6kwhなので、1kwhあたりの料金を24円とすれば、大体140円/月ぐらいですかね。

ちなみに、効果の程は写真の程度です。

オクラ苗左 オクラ苗右

左側の写真は、3週間前に発芽が確認できた路地のオクラの芽、右側の写真は、2週間前に発芽が確認でき、この栽培装置で栽培したオクラの苗です。一目瞭然、かなり大きく育っていて、本葉も出始めています。

オクラの苗などは1株100円以上するのでしょうから、いっぺんに10株ぐらいを1ヶ月140円で育てられて、しかも病害虫の心配をしなくて良いことを考えれば、かなり安いものです。



*1 ^上方に排気する向きでファンを設置した場合、ファンの軸が不安定になるために振動や音が発生する場合があります。その場合には表裏逆にして、吸気する方向で設置すればよいです。ただし、その場合には排熱の効率は若干落ちると思われます。本格的に排気する場合には、箱の側面上方に穴を開け、ファンを垂直にして設置するのが最適であると思われます。

*2 ^換気をすると乾燥しやすくなりますので、水管理には注意が必要です。


Posted by sumicana at 17:10:54 | from category: ▼園芸 | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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