May 12, 2010

本当にデフレ?

世の中、デフレデフレと言われていて、確かに店頭に並んでいる食品は安くなっているように見えますね。プレーンヨーグルトは、かつては150円ぐらいで売ってましたが、最近は120円ぐらいになっています。牛乳なんかも、150円ぐらいでしたが、最近は100円ぐらいのものも結構並んでます。

しかし、ちょっと様子が変です。


ヨーグルトは、上から見ると何ら変ってない(蓋の大きさは変ってないらしい)のですが、持ち上げると妙に容器が細い。。あれ?目方が前は500gあったはずなのに、400gしか入ってないぞ。これじゃ、値段が8割なのは当たり前だ。

牛乳も、ちょっと分かりづらいですが、安いのは低脂肪の「乳飲料」で、成分を見ると、カルシウムとかの量が普通牛乳の半分しかない。。つまり、牛乳を水で2倍に薄めて糖分とかで味をつけただけ?(そりゃ、脂肪分も半分に薄まるんだから「低脂肪」ですな)


私は、経済のことは良く分からないんですが、デフレというと、貨幣価値が物に対して相対的に上がることなのかと思います。しかし、日本国内に限って言えば、それぞれの価値バランスは変ってないみたいです。
(販売単価が下がることをデフレというなら、まあ、合ってますが)

一方で、日本は海外への依存度が高いので、製造原価は海外での価値そのものなのかと思います。今の状況は、日本人が海外の物をかつてのようには買えなくなっている、つまり諸外国に対して貧乏になっちゃってるってことですかね。しかも円高なのに。これは相当ひどい状態です。


ああっ!この間まで、唯一500g100円で売ってた銘柄のヨーグルトが、値段据え置きのままで450gになっちゃってる!実質、1割の値上げだ!
これは全然デフレじゃないよー。

Posted by sumicana at 19:28:55 | from category: ▼雑感 | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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